闇−342

俺はきっとすごい勢いで死へと向かっている。
最近覚えてもすぐ忘れる。
それどころか覚えていたことも思い出せない。
体力もなくなってきた。無気力。
人からも好かれることはない。
心が非常にもろくなってきた。
極めつけはアレだ。シークレットだが。
多分悪い病だと思う。
手をさしのべることはできるが、しないほうがいいだろう。
先輩も後輩もいいやつばかりだ。
俺は皆に仲良くしてほしいだけなんだ。
今日のあいのりでいい事言ってたぞ。
自分の気持ちに嘘はつけない。
その通りだろう。
孤独は嫌だが、結局孤独だ。
俺はお前達のことを心配してるんだよ!
たまには思い出してくれよ。
もうすぐ封印が完了する。
どこまで堕落できるか楽しみだ。
もう、確かめ終わっただろう?
どこにも活路はなかっただろう?
ボクのこと、忘れてください・・・。